黄姑魚（学名：Nibea albiflora）は、イシモチ科、黄姑魚属の魚類である。体は延長され、側は扁平で、背中は少し隆起している。キスが少し目立つ口裂は大きく、端位、傾斜、上顎は下顎より長く、上顎骨後縁は瞳孔後縁まで延びている。鼻孔は2つで、楕円形の後鼻孔は前鼻孔の約2倍である。前鰓蓋具の鋸歯縁、鰓蓋具の2平棘、えらを擬する、鰓熊手は細長い。吻端、眼下部、頬部及び喉頭前部が円鱗である以外はすべて櫛鱗である、尻鰭基には鞘鱗が一列あり、尾びれが小さなうろこで覆われている。背腹鰭基の始点は約相対的である、胸鰭基の上縁点は背腹鰭基の起点の前で、鰓蓋の後の下である。尾びれ楔形臀鰭第二硬棘は大きく、長さは眼径の約2.1倍である。耳石は黄姑魚型で、腹面オタマジャクシ形の跡の「尾区」は「J」の字型を呈し、末端は耳石の外縁に達する。腹腔膜には細い黒点があり、胃は卜字形、幽門は7-9個垂下し、腸は2次巻き型、鳔は黄姑魚型、先端は丸角の方形で、20-25対の枝が付いて、第1対の枝が頭区に入った。体側上半部は紫褐色、下半部は銀白色に澄んだ黄色を持ち、体側の各鱗には褐色の斑点があり、前方下方に傾斜した縞模様を呈している。背鰭基部は黒褐色、軟条部は浅褐色、末縁は濃褐色で、軟条基部の前縁ごとに濃褐色の点がある、尾びれが薄い黄褐色、臀鰭と腹鰭の黄色には褐色の細斑があり、胸びれは浅褐色で、ヒレ基の内縁に黒斑がある。鰓蓋青紫色鰓腔黒。口腔白。

黄姑魚は近海の中下層魚類である。喜は水深70-80メートル、泥または砂泥底海域に生息する。明らかな季節回遊習性があり、発声能力があり、特に魚群密集生殖盛りである。幼魚は主に小型エビ類、幼魚と多毛類を摂食し、成魚は小型魚類、エビ類と双殻類などの底生生物を主とする。西北太平洋地域に分布し、中国、日本、韓国、朝鮮、ベトナムを含む。

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